よくあるご質問

お問い合わせやご依頼に関するよくあるご質問をまとめました。その他、防災設備に関するご質問は何なりとお受けいたします。

消防設備について

Q1

消防設備は何故設置するの?

A1

防火対象物(建物など)の所有者、管理者、占有者(使用者)の皆様の安全(生命、財産)を火災から守るために設置します。消防法第17条で上記の三者に義務付けられています。

Q2

何を設置しても良いの?

A2

何でも良いわけではありません。上記法第17条で政令の基準に従って設置するよう定められています。防火対象物(建物など)の用途、床面積、収容人員などにより、設置する設備の種類や数が決まります。

Q3

点検や改修は何故するの?

A3

法第17条では設置することに加えて、その後の維持を義務付けています。
維持には大きく分けて半年に一度の法定点検と、設備の不具合を解消する改修工事などがあります。

Q4

消防設備はどんなものがあるの?

A4

下の表をご覧ください。

消防設備概要一覧

消防の用に供する設備 消火設備 消火器具、屋内消火栓、屋外消火栓、スプリンクラー、水噴霧消火、泡消火、不活性ガス消火、粉末消火、動力消防ポンプ
警報設備 自動火災報知設備、消防機関に通報する火災通報装置、ガス漏れ火災警報設備、漏電火災警報器、非常警報器具及び設備
避難設備 避難はしご(つり下げ式・固定式・ハッチ式)、緩降機、救助袋、すべり台、誘導灯、誘導標識
消防用水 消防用水
消火活動上必要な施設 連結送水管、連結散水設備、無線通信補助設備、非常用コンセント、排煙設備

Q5

消火器はいつまで使えるの?

A5

製造年から10年です。消火器本体容器に貼ってある銘版に、「設計標準使用期限」として明示されています。
耐圧試験を3年毎に行って使用期限を延ばすことも可能ですが、開封により工場出荷の状態でなくなるためメーカーの保証がなくなること、耐圧試験のコストが嵩むなどの理由により、当店では新品交換をお勧めしています。

Q6

住宅用火災警報器は取り付けてくれるの?点検は?

A6

承っておりません。
ドライバー1本で簡単に取外し、取付けができますので、ホームセンター等でご購入の上、安全に注意してご自身で行ってください。
消防法第9条の2により設置維持義務はありますが、法定点検の対象設備ではありません。よって消防機関への点検報告には含めません。

総務省消防庁ウェブサイトには住宅用火災警報器のQ&Aが載っています。
https://www.fdma.go.jp/relocation/html/life/juukei.html

また住宅用火災警報器相談室が設置されています。
https://www.fdma.go.jp/relocation/html/life/yobou_contents/qa/#02

TEL:0120-565-911 <フリーダイヤル>
受付時間:月曜から金曜までの午前9時から午後5時
(12時から1時を除く)(土、日及び祝日は休み)

Q7

点検や改修工事は届出が必要なの?

A7

一般的には工事に掛かる10日前まで(届出日と着手日の間に9日間必要)に着工届(工事計画届、設置計画届)、完了後4日以内に設置届を提出しなければなりません。お施主様の記名押印を要する書類もございます。
防火対象物(建物など)の所在地を管轄する消防機関によって、異なる場合があります。国の法令だけでなく、条例や行政指導があるからです。
守らない場合、罰則が掛かることもございます。
従って、引き渡し日時などの関係で最低限の必要日数が確保できない場合、施工をお請けしかねることがあります。ご了承ください。

防災設備に関するご質問は何なりとお受けいたします、お気軽にお問合せください。

03-3868-3909

受付時間・平日 8:30 - 17:30